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秋の終わりに、見納めの紅葉写真

 

 

11月に入りました。歩く道には落葉が風に吹かれて舞い踊り、峠のほうでは初雪の便りも耳にしています。

霜の降りる頃、冬支度を整えながら雪を待つ「雪待月(ゆきまちづき)」。昔の人々は霜や雪の白く美しいさまに冬の趣を感じていたことでしょう。

 

毎年のことですが、この時期はまだ寒さに慣れていなくて身体が寒暖差についていけない感じです。近いうちに車のタイヤ交換を予定に入れておかないと、と今こうしてブログを執筆しながら考えておりました。

空気の乾燥も気になってくるこの時期、感染症対策をしっかりと行いつつ楽しく元気に過ごしていきましょうね。

 

こちらではそろそろ見納めの紅葉の写真を載せますね。(以下、謎のストーリー仕立てにてお届けいたします)

 

 

*    *    *

 

コウテイペンギンのぺんちゃんは、寝る前にいつもお母さんに絵本を読んでもらっていました。

 

 

さわん さわん さわさわさわさわさわ

これは、風が吹いて金色やまっ赤に紅葉したもみじさんが、空に飛び出している音

ぽとん ことん ぽとん ことん

これは、大きな木からどんぐりくんがおっこちている音

ひゅるるるるるる

そのうち、冷たい風が吹いてきて…

 

絵本の中に出てくる秋の風景に、ぺんちゃんは興味しんしんです。

絵本のページをめくっているお母さんの手を揺らしながらぺんちゃんは言いました。

 

「ねえねえ、あしたてんきがよかったらおさんぽにいきたい!」

 

「そうだね、てんきがよかったらママといっしょにおさんぽにいこうか」

「わぁ~い!やった~!」

 

絵本を読み終え、お布団に入ったぺんちゃんは明日のことを考えながらワクワクして目を瞑りました。

 

 

次の日、ぺんちゃんはお母さんと一緒に近所の公園に行きました。ぺんちゃんの目がとてもキラキラしています。

大きな木を見つけて、てくてくと走り出しました。

 

 

「ママ、あそこのきのはっぱがあかくてきれいだよ~!」

「ぺんちゃん、ころばないようにきをつけてね!」

 

お母さんの声が届いたのでしょうか、ぺんちゃんは一度お母さんのほうを振り返ってから大きな木の前で立ち止まりました。

 

 

ぺんちゃんは目の前に広がっている色鮮やかな風景を静かに見つめていました。

サワサワサワ・・・と音を立てながら、風に吹かれた紅葉が揺れています。

 

「ママ、どうしてはっぱさんたちはあかいいろをしてるの?」

「ぺんちゃん、それはね・・・」

 

 

「きっと、はっぱさんたちははずかしがっているんだねー」

 

お母さんの言葉をかき消すかのように、ぺんちゃんが大きな声で言いました。

家に帰ったら話の続きをしよう・・・お母さんはそう心の中で呟きました。

 

 

紅葉をしばらくの時間眺めた後、ぺんちゃんは歩き出しました。

ガサッガサッ・・・シャクッシャクッ・・・足元の落ち葉を踏みしめる乾いた心地よい音が、静寂な空間に響き渡りました。

ぺんちゃんはニンマリしました。

 

 

すっかり楽しくなってしまったぺんちゃん、降り積もっている落ち葉を一歩ずつ踏みしめながらずんずんと進んでいきます。

気がついたらお母さんと一緒に公園の周りをぐるっと1周していました。

 

「ぺんちゃん、そろそろおうちにかえろうね~」

 

 

キミが今見ている秋の色は、どんな色なのだろう?

 

「ぺんちゃん、おさんぽはたのしかった?」

「うん!たのしかったー!」

 

おうちに帰ってから、ぺんちゃんはおさんぽの話が止まりませんでした。

お母さんはニコニコして話を聞き、どうして葉っぱが紅い色になるのかをぺんちゃんに教えました。

 

 

おわり

 

 

*    *    *

 

 

 

 

ぬい撮りじゃない写真もついでに載せておきます。

 

 

 

 

紅葉を撮るのはどちらかというと苦手です。もっと綺麗に撮りたいと思いつつ、難しさを感じてしまうのです。

紅葉は写真に残すよりも肉眼で楽しむ方が好きかな。人の居ない紅葉スポットでのんびりとぬい撮りと紅葉を満喫した一日でした。

 

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