FUJIFILM X100Fのフィルムシミュレーション・全15種類

FUJIFILM X100F

 

今年の春先に購入したコンパクトデジタルカメラのFUJIFILM X100F。操作に慣れる為にと
ここ暫くはほぼメインカメラとして使用してきました。使ってみて本当に良いカメラだと
感じています。中でも楽しいと思うのは「フィルムシミュレーション」という機能です。

フィルムシミュレーションとは?

フィルムを長年作ってきた当社ならではの、豊かな色再現性と階調表現をフィルム取り替える感覚で設定できる機能です。カラーリバーサルフィルムを再現した「PROVIA」「Velvia」「ASTIA」、渋みのある「CLASSIC CHROME」、プロ用ネガフィルムを再現した「PRO Neg.Std」「PRO Neg.Hi」、レトロな雰囲気をかもし出す「SEPIA」、モノクロフィルムを再現した「アクロス」「モノクロ」「モノクロ+Yeフィルター」「モノクロ+Rフィルター」「モノクロ+Gフィルター」、映画用のフィルムを再現した「エテルナ」など、多彩なモードを用意しています。

引用:FUJIFILM公式サイト

カラーリバーサルフィルムやプロ用ネガフィルム等の色調・階調表現を再現したもので、
フィルム交換をするかのように楽しめる多彩な設定です。他の個別設定(ハイライト・シャドウ等)を組み合わせることで、自分好みの写真表現が出来る可能性はとても広がると思います。

 

X100Fは販売されてから月日も経っていますし、そろそろ来年あたりには後継機種が出るという
噂もありますが・・・これからこのカメラを手にする方もいらっしゃると思うので、参考までに
それぞれのフィルムシミュレーションを設定した写真を載せてみようと思います。

 

元の写真はPROVIA / スタンダードで撮影。露出やハイライトやシャドウなどの個別設定の数値は全て弄らずに0(ゼロ)の状態で撮影しています。カメラ内RAW現像で、各フィルムシミュレーションに変更してJPEGファイルを作成し保存しました。写真多めとなりますが、それぞれの色表現などの比較の参考にでもなれば幸いです。

 

感想なども書いてみましたが、あくまでもカメラ初心者の個人的なものになりますのでどうかご理解いただけますとありがたいです。

 

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FUJIFILM X100Fのフィルムシミュレーション15種類

【 PROVIA / スタンダード 】

標準的な発色と階調。見た目通りの色再現を求める場合に最適なフィルムシミュレーションです。

引用:FUJIFILM公式サイト

元写真はこちらの設定で撮影しています。スタンダードな設定になっているので、写真をあれこれ弄りはせずに本来の描写を楽しみたい方にはこちらの設定が良いのかもしれません。正直PROVIAでも十分に素敵だと思います。

 

【 Velvia / ビビッド 】

鮮やかな発色とメリハリのある階調。青空をより青く・夕焼けをより赤く、また、花の色を鮮やかに再現するなど、高彩度の表現に最適です。

引用:FUJIFILM公式サイト

全体的にかなり色鮮やかな雰囲気になりました。コントラストも強めに出ているので、くっきりハッキリした写真が好みの方には良いのではないでしょうか。風景や花の写真も印象深くなるような気がします。

 

【 ASTIA / ソフト 】

落ち着いた発色で弱めのコントラスト。滑らかな肌色を再現します。また、朝霧の中の風景・淡い色の花びらの微妙な色調など、しっとりとした雰囲気を撮影する際に適しています。

引用:FUJIFILM公式サイト

私が個人的に好きなフィルムシミュレーションです。PROVIAよりもほんのり色鮮やかで滑らかな
階調表現のような感じがします。赤系の色が明るめに出ています。個人的には最近はASTIAばかり使っています。

 

【 クラシッククローム 】

特定のフィルムではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に“印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計しました。今までの絵づくりとは明らかに違う、僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調。単なる事実を写した画像ではなく、撮影者の視座や思いが込められた写真へ。新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」が、写真表現の領域を拡げます。

引用:FUJIFILM公式サイト

渋めな発色で少し硬めの階調でしょうか。カッコいい雰囲気の写真にハマりそうですね。
どこかドラマティックな印象深い写真が撮れそうです。こちらも個人的に好きです。

 

【 PRO Neg. Hi 】

スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム”モードです。

  • PRO Neg.Hi : メリハリ感のある階調でやや鮮やかな色彩。ポートレート撮影のほか、コマーシャルフォトや建築写真などにも最適です。

引用:FUJIFILM公式サイト

落ち着いた雰囲気の発色でコントラストがやや高く感じます。普段私はあまり使うことがないのですが、ポートレート撮影をされる方には良いかもしれません。できれば使いこなしていきたい。

 

【 PRO Neg. Std 】

スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム”モードです。

  • PRO Neg.Std : 柔らかな階調でキメの細かい肌色の描写。スタジオポートレート向き。

引用:FUJIFILM公式サイト

こちらも落ち着いた雰囲気の発色です。コントラストが抑えられているので、ふんわりとした柔らかさで優しい雰囲気の写真が撮れそうです。こちらもポートレート撮りに良さそうです。小さな子供さんとか可愛らしい女の子の写真とか撮りたいな・・・。

 

【 ACROS 】

超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠したフィルムシミュレーション。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能です。

引用:FUJIFILM公式サイト

 

きっとこのフィルムシミュレーションに魅了されて、ACROSで写真を撮りたい!と思って富士フィルムさんのXシリーズのカメラを手にする方も多いのではないかなと思います。「白黒」ではなく「黒白」の写真表現なんですよね。素人丸出しの私には深いことは説明できません。詳しくは公式サイトで説明されているので、そちらをご覧いただけたらと思います。

 

 

通常のACROSモードの他にYeフィルター・Rフィルター・Gフィルターの3種類のフィルターをプラスしたモードもありますのでその辺はお好みで。

 

【 ACROS + Yeフィルター 】

【 ACROS + Rフィルター 】

【 ACROS + Gフィルター 】

 

【 モノクロ 】

モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能です。

引用:FUJIFILM公式サイト

 

通常のモノクロ写真のモードですが、個人的にはPROVIAの彩度を0まで落とした感じの描写だと思います。ACROSのほうがやはり階調も豊かで立体感を感じる描写かなと思います。こちらもYeフィルター・Rフィルター・Gフィルターの3種類のフィルターが用意されているのでお好みで。

 

【 モノクロ + Yeフィルター 】

【 モノクロ + Rフィルター 】

【 モノクロ + Gフィルター 】

 

【 セピア 】

時間が経ち色あせた写真を再現したモードです。レトロ感やノスタルジックな雰囲気を演出したい場合に適しています。

引用:FUJIFILM公式サイト

セピアもありますよ。実は私はまだ1度も使ったことがないです・・・。
今回の写真はRAW現像したものではありますが、少々赤みが強い感じがします。もう少し色味が
控えめなほうが好みかもしれません。ちょっと設定をカスタマイズして使いたいところです。

 

FUJIFILM X100Fのフィルムシミュレーション・まとめ

 

多彩なフィルムシミュレーションを設定して写真を撮ることは、新鮮味もあって楽しいです。
各フィルムシミュレーションは個別の設定等でカスタマイズも出来ますし、カメラ本体に登録も可能なので、気に入ったカスタム設定を登録しておくと、すぐに呼び出せるのでとても便利です。

個人的にはASTIAやクラシッククローム、ACROS、ACROS + Rフィルターなどのフィルムシミュレーションが好みだったりします。富士フィルムさんの独自の色表現はとても素敵だと思います。

好みのフィルムシミュレーションがありましたら是非教えてくださいね(・∀・)

 

 

 

 

おがわ
おがわ

唯一無二の自分だけの表現、それがなかなか難しい・・・。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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6+

Comment

  1. より:

    X100Fを買ったばかりなのでとても参考になりました!富士フイルムは独自性のある名称になってるので、こういう具体例を見せてもらったほうが分かりやすいと思います。
    やっぱりACROSモードが気になるところでしたけど、ASTIAも確かに良さそう。色々試してみます!

    1+
    • おがわ より:

      ぺ さん

      コメントありがとうございます!
      X100Fユーザーさんや、これから手にしたいと考えていらっしゃる方向けに少しでも何かの参考になれば・・・
      なんて思いましたが、参考になったようで嬉しく思います。文章だけで説明するのは難しいですし、実際の写真で比較したほうがいいかなと思って書いてみました。作例の写真はお恥ずかしい限りですが(;^ω^)

      ACROSモードは試し撮りの写真を見て良いなと感じました。ASTIAは比較的使いやすいと思いますよ。
      是非いろいろ試して楽しんでみてくださいね。そして天気が良くなることを願いつつ(*^^)

      0
  2. より:

    色の世界はこだわりだしたらハマりそうですね(^_^*)
    「黒白」という表現を初めて知りました。

    三種類のモードも、どの色寄りかで結構印象が変わるんですね。
    私はRフィルターの白が抜けた感じも好きですが、Yeのコントラストがちょうど良く感じました^^
    と言いつつGの絵画っぽく見える強いコントラストも捨てがたいですね。笑

    カラーのお写真も、じっと見比べてしまうと違いが分からなくなってしまいますが、
    パッと見の印象がどれも違って、好みにしても甲乙つけがたいですね( ´∀`)

    1+
    • おがわ より:

      楓 さん

      コメントありがとうございます!

      写真の表現の世界は本当に奥が深いですし、拘りも出てくるものなのでしょうね。
      私はまだそのような域には達していないですが・・・。「黒白」という色表現は「黒(シャドウ部)」に対する富士フィルムさんの拘りを感じるものになっていると思います。

      3種類のフィルター、楓さんはYeフィルターがお好みなのですね(*^^)
      花びらの先からの色の変化が綺麗に見えますよね。どれもそれぞれに被写体によって使い分けできれば、と思います。

      カラーの写真もそれぞれに特徴があるので、「今日はこのフィルムシミュレーションで撮ってみよう♪」とか撮る楽しみもあったりして面白いです。確かに甲乙つけがたく、どれも素敵です。

      1+
  3. 刹那 より:

    フィルムシュミレーションって、フィルムならではのアナログチックな色彩を実現されたんでしょうね。色音痴の私には区別がつかなかったです(さみしい!)。でもセピア色とか好きですね。

    ブログの話がちょっと変わっちゃうけど、子供の時に父のカメラのフィルム交換の時が大好きで、緊張していたことを覚えてます。そして試し撮りの「カシュッ!」という音が大好きでした。

    1+
    • おがわ より:

      刹那 さん

      コメントありがとうございます!

      仰る通りで、往年の富士フィルムさんのフィルムの素晴らしい色表現を再現しているものです(*^^)
      元の写真がすべて同じ写真なので、似たような感じに見えるかもしれませんね。セピアはレトロチックな感じの風景に似合いそうなフィルムシミュレーションだと思います。

      フィルム交換の時がお好きだったんですね♪
      未だに私は失敗しないように・・・と緊張しちゃいますし、めちゃめちゃ慎重になるし、ちゃんと写ってるのか心配になります 笑
      カメラのシャッター音って機種ごとでそれぞれ違いますし、シャッターを切る瞬間の指に伝わってくるシャッターフィール(振動)はなんとも言えず心地よいものですね。お父様のお持ちのフィルムカメラが俄然気になってきました。

      0
  4. のだ より:

    記事を拝見致しまして、もっとフィルムシミュレーションを使い分けて行かないとな、と思いました( ᵕ-ᵕ 😉

    しかし…Acros素敵ですね、粒状感も再現されているんですよね
    X-E2では使えず悲しいです

    そんなAcrosの使える小粋なレンジファインダー
    100FとPro2との間で毎日毎日迷い続けてますw

    1+
    • おがわ より:

      のだ さん

      コメントありがとうございます!

      このような記事を書いておいてなんですが・・・私も実際はまだまだ使いこなせてない感じですよ 笑 その時の気分で、「今日はこんな感じで試してみよう!」と試行錯誤中であります。まだまだ迷子です。

      Acrosで初めて試し撮りをした写真を見て素敵だなと思いました!この作例写真はISO400で撮っていますが、高感度にしていくと粒状感がより強く出てくると思います。X-E2は搭載されていないのですね。処理エンジンの問題でしょうね・・・。

      X100FとX-Pro2、確かに迷いどころではありますね。私もこの2つで相当悩みました。
      もし購入されるのでしたら、幸せになれるほうのカメラを(´艸`*)

      1+
      • のだ より:

        すみません何かウィンクしてる絵文字混じってました( ˘^˘ 😉

        「粒状感=高感度ノイズ」ってとこですかね、そういう使い方を推してくるフジがとても好きです笑

        pro2への乗り換えが妥当ですが
        見ていて感じる100Fユーザーさん独特の多幸感…それ故とても気になります
        暫く結論は出なさそうですw

        1+
        • おがわ より:

          のだ さん

          お返事ありがとうございます♪

          絵文字、何かの記号が文字化けしてるのかなぁ。特にお気になさらずで(^_-)-☆
          富士フィルムさんはノイズを”粒状感”へと昇華させることが、ACROSかどうかを決める、と書かれていますね。あえて高感度に設定して撮影を楽しむというのもアリ、という辺りが素敵。

          確かにX-Pro2への乗り換えが妥当だと思います、私も。
          ただ、仰る通りでX100Fユーザーさんはこのカメラに魅了される方が多いですね。
          私も数ヵ月悩みに悩んだので、ゆっくりじっくり吟味されてほしいと思います。

          そろそろX100FもX-Pro2も後継機種の発売の噂があることも含めて( ´艸`)

          1+