「ミュシャ展-運命の女たち-」を観に行ってきました

おでかけ

北海道立旭川美術館で開催されている「ミュシャ展-運命の女たち-」を観に行ってきました。
開催は明日23日までなのですが、なかなか日程の都合がつかずギリギリに・・・。

前回ミュシャ展を観に行ったのは、今から5年前の2014年でした。
札幌市の北海道立近代美術館で開催されていて、その時は3回ほど観に行きました(笑)

前回の展示とはかなり違う内容の展示物を観ることができたのでとても良かったです。
以後、簡単に個人的な感想などを書いていきたいと思います。あくまでも個人的な感想ですので
その辺りご理解いただければと思います。

 

まずはその前に・・・「ミュシャ」って誰?と存じ上げない方の為に予備知識をどうぞ。

 

名前を知らなくても、作品を見ればほとんどの人が目にしたことがあるのではないかと思います。

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某日、北海道立旭川美術館にて。

 

足を運んだのは平日の昼下がりだったので、のんびりじっくりと観ることができました。

駐車場に車を停めて美術館へ。大きなポスターが目を惹きました。この時点でテンション高し。

ロビーの窓には大きなタペストリーが飾られていました。こういうのを家に飾りたくなりますね。

美術館の館内へと入館します。ドキドキワクワクが止まりません。

 

「ミュシャ展-運命の女たち-」の展示物について

 

会場内はもちろん写真撮影禁止なので、写真は一切ありません。

本展では「運命の女たち」とテーマに、十代の頃に描かれた素描や、パリで名声を得た時代の
ポスター作品等のリトグラフ、生まれ故郷に戻ってからの晩年に描かれた油彩画や、家族の写真
作品のモデルとなった女性の写真など約150点ほどの展示がありました。

今回の作品は、ミュシャの成家近くに在住する医師ズデニュク・チマル博士の親子三代の
コレクションとの事で、単独の展示会は日本初開催だそうです。

作品は大まかに4章で構成されていました。簡単になりますがネタばれしない程度に感想等を。

chapter Ⅰ 幼少期 芸術のはじまり

 

こちらの章では、ミュシャの学生時代~20代半ば頃までの素描作品等が展示されていました。

展示はミュシャの初恋の女性・ユリンカをイメージしたデザイン画から始まります。
ユリンカの頭文字「J」に草花の装飾を施した作品です。

素描画は鉛筆や木炭、墨や水彩、グワッシュなどで描かれたものが多く、とても繊細で写実的な作品が多く感じられました。線で描く光と影、白ハイライトの使い方などがとても美しかったです。

chapter Ⅱ パリ 人生の絶頂期

 

こちらの章では、ミュシャが名声を得た30代の頃のパリでの作品の数々が展示されていました。

リトグラフを中心に、活版(凸版)印刷や金箔押し、鉛筆画や水彩画などの雑誌や楽譜の挿絵や
原画、カレンダーや装飾皿、装飾パネルやポスターなどの作品の数々はどれも1枚1枚美しく
圧巻の一言でした。作品数も章の中で一番多く、とても見応えがありました。

作品には様々な女性が描かれており、特徴的な髪飾りの花の描写や曲線で描く装飾などは
ミュシャが得意としたものでした。そのどれもが「女性の美しさ」を引き立てています。

四季や一日をモチーフとした4枚の連作装飾パネルや、世紀の大女優サラ・ベルナールを
モデルとしたポスター作品などは大きな展示物となっており間近で観ることができて
とても感激でした。草花や曲線の美しい描写には溜息が出るほどでした。

作品のモデルとなった女性の写真の数々は、どの写真もとても素晴らしいものでとても印象的でもありました。写真を見ることが好きなのでその辺りも見応えがありました。

chapter Ⅲ アメリカ 新たなる道の発見

 

こちらの章では、ミュシャの渡米時代の作品が展示されていました。作品の展示数は少ないです。

1900年に開催されたパリ万博をきっかけに、祖国チェコへの想いを深くしたミュシャが後の大作「スラヴ叙事詩」の制作の意思を固め、資金集めやパトロン探しなどの準備期間だったようです。

雑誌の表紙や写真、素描画などの展示でした。サヴォン・ミュシャ石鹸のラベルのリトグラフがとても素敵でした。

 

chapter Ⅳ 故郷への帰還と祖国に捧げた作品群

 

こちらの章では、祖国に戻った後のミュシャの作品群が展示されていました。

郵便切手やチェココルナ紙幣の実物の展示や、直筆の書簡(文字すら美しい!)などが素敵でした。写実的な素描画や油彩画、ポスターなども多く展示されており、写真も多めでした。

最後は「≪スラヴ叙事詩≫展」のポスターで締めくくり。隣にはポスターのモデルとなったミュシャの愛娘ヤロスラヴァ(ズビロフ)の写真が展示してあり、写真とポスターを何度も見比べてしまいました。

 

「ミュシャ展-運命の女たち-」のグッズ販売について

 

鑑賞後は物販コーナーへと立ち寄りました。今回販売されていたグッズはこちらを参照下さい。

 

こちらの他にも図録やデザイン集や塗り絵、その他諸々販売されていて、ものすごく心惹かれたのですが・・・今回は控えめに購入を。(欲しいものが沢山ありすぎて困る・・・!)

A4判のポスターアートを2枚。左がポスター「≪スラヴ叙事詩≫展」、右がポスター「黄道十二宮」のアートになります。どちらも印象に残った素敵な作品だったので選びました。

ゴンチャロフの缶入りチョコレートも購入しました。缶のパッケージデザインがとても素敵。
チョコレートを食べた後の缶は小物入れかペンケースに使おうと思っています。

マスキングテープ(「ジスモンダ」、「椿姫」の2種類)が気になっていたのですが、残念ながら「ジスモンダ」のテープの方が品切れをしていました。両方欲しかった・・・。

「ミュシャ展-運命の女たち-」まとめ

 

今回のミュシャ展は個人のコレクションの企画展ということで、素描画や晩年の油彩画などはあまり目にしたことがなかったのでとても貴重なものだと感じました。写真の数々もとても素敵で、見所もたくさんあったと思います。

約150点ほどの作品が展示されているので、とても見応えがありました。なんだかんだと2時間ほど滞在しましたが、ゆっくりと作品を観ることができました。

1つ残念だったのは巡回ルートが非常に分かりづらく複雑だったこと。スムーズな導線で観ることができたら良かったのではないかと感じました。あちらこちらと飛び飛びになっていて、作品の番号を追ってあっちへ移動、こっちへ移動の繰り返しでした。案内表示などがあれば分かりやすかったかも。(見落としていたかもしれませんが・・・)

 

パンフレットとチケットの半券。ポスター「黄道十二宮」のデザインになっていました。

 

北海道立旭川美術館での開催は、明日6月23日(日曜日)までとなっています。
午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分)となっております。

北海道での次の開催地は北海道立函館美術館の予定となります。
北海道展公式サイトの方に詳細がありますので是非チェックしてみてください。

「ミュシャ展-運命の女たち-」の概要や作品紹介なども掲載されています。

 

 

おがわ
おがわ

今回はギリギリの日程で1度しか観に行けなかったのが個人的にはとても悔やまれます・・・。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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7+

Comment

  1. 刹那 より:

    昔は妻と美術館とかに生きましたが、最近10数年は言って無いですね。また、美術館に言ったと言うよりはついて行った方だったし。でも、知らない私でも美術館の絵を見ると確かに迫力というか、パワーを感じますね。絵を書く方が好きですけどね。

    1+
    • おがわ より:

      刹那 さん

      コメントありがとうございます!

      美術館、十数年行かれていないのですね。芸術作品に触れるのは素晴らしいですよ。
      私は割と美術館巡りは好きなほうで、特に自分の興味深い美術展は数回足を運びます(笑)
      写真を撮るのが好きなので、感性を磨きたいのもあるのですが。

      確かに美術館の作品を観るとパワーを感じますね!そしてワクワクします。
      絵を描くのがお好きなのですね♪ どんな絵を描かれるのか興味深いです。

      0
  2. より:

    イイなぁ・・・
    ミュシャは名前と作品をなんとなく知っている程度です。
    CMで見かけてそのうち行くつもりでしたが、どうも開催場所と期間を勘違いしていたらしく、地元であるわけではなさそうでした^^;残念。

    マスキングテープは残念でしたね。好きな展示会だとグッズ購入は悩ましいです。

    ぱっと見で絵の具を使っているのだと思っていましたが、色んな手法で描かれているんですね。
    機会があれば今度こそ観に行こうと思います^^

    1+
    • おがわ より:

      楓 さん

      コメントありがとうございます!

      ミュシャの名前と作品、なんとなくでも知ってて下さって嬉しいです。
      地元の開催じゃなかったのは残念でしたね(>_< ) 物販コーナーを見たら欲しいものが沢山ありすぎて・・・ マスキングテープは購入しようと思っていたので残念でした。 リトグラフが多かったですが、素描画は本当に素敵でした! 白色のハイライトの使い方とかは特徴がありました。 そちらで展示などがあれば是非一度足を運んでみてくださいね。

      1+